新型コロナを避けるべく、通勤妊婦が会社の相談窓口に電話。結果は…腹を括れ。

新型コロナを避けるべく、通勤妊婦が会社の相談窓口に電話。結果は…腹を括れ。

4月1日のエイプリルフールを迎えてしまう前に私みんこが通勤妊婦として精一杯やった、今日の行動をお伝えします。

今日は2歳の息子が通う保育園が来年度への準備のため、休園 協力日ということで、私も久しぶりの有休消化して息子とべったり。(この1日休むだけでもどれだけ肩身が狭く、胃が痛い思いをしたか。社会はワーママにも冷たいと実感。)それでも、

ゆう

お母さん!好き好きギュ―ッして!

なんて言ってくれるので可愛くて仕方ない。頬っぺたもまだぷにぷに。新型コロナウイルスが流行りだしてからと言うもの、

なんでこんなに会社、社会は理解がないの?こんなに妊婦に冷たいの?これで罹ったらどうしてくれるの?全部自己責任なの?

とイライラ、辛い思いを抱えて毎日を過ごしていました。気持ちに余裕がなく、毎日可愛い姿を見せてくれる息子の成長にも鈍感になっていた気がする。この子を見てると、お腹の子どもも何としても元気に産みたい。何が何でも守り抜かなければ!と強く思う。

そこで、最後の私ができる行動にでることにした。

最後の最後までやりたくなかったんだけど、そんなことも言っていられない。

「新型コロナが怖い。」と言った時の社長と上司の反応、そして、時差出勤や在宅勤務、それができないなら無休の自己都合休職を認めてもらえないかという相談をしたのだが…。

…やっぱりダメだった。

私が個人でできることはやった。でも、もう私だけの力だけじゃどうしようもないの。

本当にごめん。何かあったら…自分を責めても責めても悔やみ切れない。

もう、私に残された道は…腹を括って退職を書くことだけ

この仕事に就くために、勉強も受験も頑張ってきたのに。仕事についてからも毎日勉強して人の役に立ちたいって頑張ってきたのに。専門職だからダメだった?替えの効かない仕事だからダメだった?あと数か月子どもを守りたいだけ…なのに。育休から復帰したら、今以上に感謝の気持ちを持って、そしてその時にしんどい思いをしている人に寄り添って、今まで以上に頑張って働きたかったのに。私にはもうそんな選択肢も残されていないみたい。

私は必要なのか、不必要な人間なのか。皮肉だね。

悔しくて、やるせなくて、やっぱり誰も助けてくれないんだと初めて泣いた。

もういい、どうでもいいや。

心配するのも、考えるのも、行動するのも、国に期待するのも、疲れた。

だって、私みたいな一個人なんて結局みんなどうでもいいってことなんでしょ?

でも、高齢者、基礎疾患のある人、妊婦、年齢問わず子どもがいる親、国民みんな、一個人で片付けていたら、もう、誰も救えない国なんだなと思う。

看護師、保育士、教師、接客が必要な仕事等、“休めない”仕事は多くある。しかし、こういった職種に多くの女性が就いている。そして、現在はその一部が妊娠している。将来、子どもを持ちたいと思っている女性もいるだろう。事実、この新型コロナが蔓延している中、自分と子どもの命を心配しながらも必死の思いで恐怖を感じながらも通勤しながら働いている妊婦がいる。そしてその状況を見ている人達がいる。今の状況を見てこの国で子どもを安心して産んで育てられると思う人が何人いるだろうか。

私が産休までの期間中には国からは妊婦に対する明確な回答が得られないままかもしれない。そうだったとしても、他にも同じような状況に怯えている妊婦がおり、これからその状況に直面する妊婦もいる。諸外国に比べて対応が遅く、未だ妊婦の対応について安倍首相は言及せず、妊婦(胎児)を大切にできない、命を大切にできない国、日本をいつまで世界にアピールし続けるのか。

過去にペストが流行り、今回新型コロナが流行ったように、また忘れた頃に感染症の恐怖に怯える日々がくるだろう。このままではきっと、その時も同じような対応になってしまうことを危惧している。

問題を先延ばしにすることに意味はない。

子孫を、国を絶やさないためにも、日本のトップの早急な対応を願う。

-マタニティ, 子育て

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