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切迫流産診断書を産婦人科で書いてもらい職場へ提出したコロナ禍の経験

切迫流産診断書を産婦人科で書いてもらい職場へ提出したコロナ禍の経験

新型コロナウイルスの国内初の感染が確認されてからと言うもの、私は危機を感じていた。諸外国ではすでに感染者が増え、死亡者数も増えている。国や州のトップは早急にベッドを増設したり、人工呼吸器の確保を急ぐ中、日本の対応はなぜか「ギリギリ持ちこたえている」と言い続けその実態はわかりにくいものだった。感染者施設についてはベッドを確保しだしたのはここ最近の話だ。

国がそんな悠長なことをしているものだから、危機対応の遅い企業はリモートワークや時差出勤の整備をすることなく、雇用者が被雇用者に対していつもと変わらない通勤・始業時間・密室での会議という勤務体制で動いていた。

そんな中、医療関係者・公務員・保育園・ライフライン関係企業等休むことのできない、リモートワークもできない仕事もある。

私もその中で働く1人だった。きっと社会がどうなろうとも最後まで危険を感じながら働く運命にあるんだろうなぁと。

でも、今は妊婦。

毎日通勤に電車とバスを1時間使う。行った先の職場も人が多い密集空間。

こんなことしていたら感染するのも時間の問題。自分が感染して、家族にうつすのも、ギリギリの医療を圧迫する1人になるのも申し訳ない。そして何よりお腹の命が心配。でも、まだ、産休までにも期間がある。どうすればいいんだろう。

通勤だけでも心配で胃が痛かった。まだドアの開く回数の多い普通電車のドア近くに座ったり、あまりに混んでいる時はドアの前に立っていたこともあった。職場についても人と関わる仕事。こわい。こわい。こわい…。

妊婦のいない職場なので理解されないだろう。と我慢していた。が、これに意味があるのか?これが正しいことなのか?きっと他にも新型コロナウイルスの不安の中、私のように苦しんでる通勤妊婦やワーママがいるはずだと思い、批判覚悟で以下の記事を書いた。

そして、黙っていてはいけないと、行動を起こすことにした。ただ、状況を理解し、対応してほしかっただけだったのに、傷つくこと、落胆することも多かった。

(詳細は以下の記事をご覧ください)

もうダメだ。休職が認められないのなら、退職しかない。週末に退職届を書き、カバンに入れた。 悔しさ、虚しさ、いろんな思いが渦巻いたが、 もう私にできることは何も残されていなかった。

近隣でも新型コロナウイルス感染者が出ており、今の検査基準では実際にはどれだけの感染者がいるかはわからないままだ。これだけ感染者が出ている中、電車、バスに乗っている人に無症状者がいないとは言い切れないだろう。命の危機が迫っていると確信した。

定期の妊婦検診。私の信頼する親切なドクターだ。そこで私は全て胸の内を打ち明けた。

通勤方法も変わらず電車とバスで。職場にも新型コロナウイルス感染が怖いので厚労省の文書を持っていき、時差通勤や休職をお願いしましたが、うちにはそんな制度も診断書もないのに出せないと。 ストレスからか、お腹が張るんです。 もう限界かなって。悔しいですが、仕事やめようと思っています。

確かに休めない仕事ではあるけれど、この状況では命が大切。通知も出ているのに妊婦に無理をさせている職場も多いんだね。出血もあったって言ってたし、身体も悲鳴を上げているし、診断書書くね。

と「切迫流産」の診断書をもらった。

診断書を持って職場に向かう。

すみません、切迫流産の診断書が出て自宅安静になりました。

そうか。じゃあ休んで。

あっさりと終了。ほら、今までは専門職で後任がいないからとか、休まれたら困るとか散々言っていたのに。休まざるを得ない状況になればそこは休めるのね。診断書がなくても、この未知の新型コロナウイルスの危険な状況下、お腹の命を守るべく、希望するワーママ妊婦、通勤妊婦に休む権利も与えてほしい。(もちろん、保障のことも考えてほしいが。)

今、少し前の私のように毎日悩み苦しんでいる人、1度産婦人科で相談することをお勧めします。3月上旬に「勤務形態を考えると新型コロナウイルス感染が怖いんです。」と言っても「手洗い・消毒で予防をしっかりしてね。」と言われていたのが、医師の対応の変化も考えるとこの1カ月で随分と状況も変わり危機が迫っているように感じました。

また他の産院に通っている妊婦友達は、まだ妊娠週数はあまり経っていないものの、この状況だからということで医師から「母体の新型コロナウイルス感染予防のため」という診断書で会社と仕事について交渉して休みに入れたと言っていました。

つらい悪阻を乗り越え、大事に守ってきたお腹の大切な命。

怠慢な国や企業のせいで危険に晒したくない。

有休が足りない、制度がない、交渉しても聞き入れてもらえない。もう、退職しかない。私もその1人だったので、毎日怖い思いをしていたのでよくわかります。

今もつらい状況で勤務を続ける妊婦さんに、この記事が届きますように。

きっと、あなたの近くにも力になってくれる人がいます。

どうかこの新型コロナウイルスで誰もつらい思いをすることなく、みんなが無事にお腹の大切な命と会えますように。

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